
ワーキングホリデー
ニュージーランドは日本とワーキングホリデー協定を結んでいるので、18歳以上30歳以下の方は1回だけワーキングホリデービザを申請すれば1年間の滞在が許可されます。ニュージーランドは日本人のワーキングホリデーとして訪れる渡航先としては人気ですが、映画の撮影地として有名(ラストサムライ、ロードオブザリングなど)となった2003年にピークを迎えて以降は減少していますので以前より日本人の姿を見る事は少なくなりました。
ワーキングホリデービザを取得すれば1年間滞在が可能で、そのうちの6ヶ月まで就学が可能となります。就労も40時間まで許可されており、フルタイムでの就労も可能です。さらに条件を満たせば現地で3ヶ月延長する事も可能となっています。
日本からのワーキングホリデーの渡航者数はニュージーランドのみならず、全世界でここ数年減少傾向にあります。そのハッキリとした理由は
分かりませんが、私の聞いた話によると企業がワーキングホリデーに行った人に対して敬遠するという噂話が出てたようで、もしそれが本当であれば悲しい話です。海外での経験は絶対に日本で手に入れる事が出来ない人生でも限られたチャンスです。その経験を認めないのであればそれは逆に企業として失格だと思いますし、その企業体質に疑問を感じます。もちろん日本で就職して働くのも大切な事に間違いありませんが、同時にこの18歳〜30歳の間にしか出来ない事もたくさんあり、その一つがワーキングホリデーだと思います。海外での生活から得られる価値観は絶対に日本で生活をしていて得られるものではない位に価値があるものです。それを実際にここで文章で説明するのはとても難しいものですが、旅行している際に感じたことをここに記させてもらいます。
私がニュージーランドで訪れるべき場所の一つであるMilford Soundを訪れた時の事です。絶対に行った方が良いと話を聞いていたので、ほとんどのツアーの出発地であるクイーンズタウンに向かったのですが、そのクイーンズタウンで天候不良との事で足止めを喰らいました。2日待っても3日待っても天候が回復する気配はありませんでした。どうすれば行けるか途方に暮れていた時に「飛行機で行くのはどうだ?」とのアドバイスをもらいました。もちろん、通常のバスで行くよりも2倍か3倍は高いのですがその時にバスのツアーが出発出来ない理由としては大雪でトンネルが埋まってしまったというものだったので、空からその山を越えて行く事は出来たのです。迷わずに飛行機で行く事を選択して8人乗りのプロペラ機でMilford Soundに向かいました。すでにその場所に行くまでの景色が絶景で十分に元は取れたと感じていたのですが、それは序の口でMilford Soundの飛行場に向けて着陸態勢に入った時にさらに見た事のないような絶景が目に飛び込んできました。それは本当に口では説明ができないほど美しい景色でニュージーランドの手つかずの自然を目の当たりにしました。着陸した後によく考えてみれば天候が悪かったのでは?と思い出したのですが、山を越えたその場所には雲さえも少なく信じられないほどの快晴だったのです。話だと、Milford Soundは年間の200日以上は雲が立ちこめていてこんなに晴れる事は滅多に無いくらいに奇跡だと言ってもらいました。到着後にクルーズに乗りましたが、本来あるべきのバスのツアーが来れていないのでほぼ貸し切り状態でクルーズを楽しみ、ニュージーランドの大自然を肌で感じ「如何に人が地球上では小さな存在であること」を学びました。その時の素直な私の気持ちは「俺、ちっちゃ!」という本当にストレートな気持ちで、その時に感じていた悩みなどが如何に小さいものであるかを認識して、人間としてさらに大きな気持ちで生きて行かなければと思いました。
ワーキングホリデーには無限の可能性があります。他の人と比べられるような同じワーキングホリデーは存在しません。自分自身で全て進む道を決め、カスタマイズするのがワーキングホリデーには可能です。得たものも1人1人違い、それは行った本人にしか分かりません。同じ景色を見たとしても、1人1人の感じ方や価値観が異なるので「良かったよ」とか「絶対行くべき」と言う事は出来てもその瞬間に心の底から本当に感じたものは人に伝える事は難しいと思います。
ワーキングホリデーのビザを取得すれば、6ヶ月まで語学学校に行き、フルタイムで働く事も出来ます。でも、これはあくまでも最低限だけ決められている事で実際はこの1年間をどう使おうかは取得する人次第という事になります。必要条件を満たして3ヶ月の延長をして最大1年3ヶ月居てもよし、半年で自分自信が求めていた物を発見して満足したらそれで帰国してもよしなのです。
何かを保証出来るものではもちろんありませんが、人生の一部として忘れられないものになるでしょう。
モデルプラン(2025年4月時点 ETC オークランド校での料金)
1ヶ月の場合
授業料4週間 $1,880(週$470)+入学金$275
ホームステイ4週間 $1,720(週$430)+手配料金$370
空港送迎(片道)$150
合計$4,395(1ドル85円で計算の場合=373,575円)
4ヶ月の場合
授業料16週間 $7,360(週$460)+入学金$275
ホームステイ16週間 $6,880(週$430)+手配料金$370
空港送迎(片道)$150
合計$15,035(1ドル85円で計算の場合=1,277,975円)
オプション(別料金)
ー24時間緊急サポート
ー現地でのオリエンテーション
ー銀行口座開設サポート
ーIRDナンバー(納税者ナンバー)取得サポート
ー英文履歴書作成サポート
上記料金には海外送金手数料とMoana Frontier事務手数料(ワーキングホリデーの場合は一律 3万円)が含まれておりません。ワーキングホリデービザはニュージーランド移民局から申請をご自身で行って頂きます(申請の仕方などは説明いたします)。
NZ教育法に基づき就学中は(基本的に滞在期間は保険加入を強くお勧めします)海外旅行保険に加入する事は必須となっておりますのでご注意ください。
(モアナフロンティアではニュージーランドのUnicare保険の申し込みが可能です)
詳しい料金やキャンペーンなどについてはお問い合わせください。