
高校留学
ニュージーランドでは語学学校と同じく、高校留学に関しても現地の受け入れ態勢や環境は整っていると言えるでしょう。ニュージーランドはたくさんの国からの留学生を受け入れており、特にアジアからの留学生は比較的に多いのが特徴です。
学校によって学費も異なりますが、私が1番過去の経験から重視しているのは各学校の留学生担当の先生方です。高校留学は特に日本から子供さんを送り出すご両親の存在、そしてサポートは欠く事が出来ません。日本におられるご両親と子供さんの架け橋となるのが学校の留学生を担当される先生と私ということになります。円滑にコミュニケーションを図るためにも、担当される先生との信頼関係は欠かせないものです。Moana Frontierでご紹介する高校に関してはアドバイザーが留学エージェント勤務時代から培った人脈を生かして信頼できる担当者の方がいらっしゃる学校と強い信頼関係を結んでおりますのでご安心ください。
私は16歳の時にニュージーランドに渡り、Long Bay Collegeに1999年から編入致しました。その後、現地のAuckland University of Technology(AUT University)に進学して日系留学エージェントに4年間、留学カウンセラーとして留学生やワーキングホリデーの方のお世話をさせて頂きました。その当時、私が担当をさせて頂いた高校留学生は誰1人と同じような生徒はおらず全員が個性的な面々で問題を抱える子達もいました。私は自分が留学生であった経験を生かして的確なアドバイスを送り、何よりも向き合って時間を過ごしました。時には厳しいアドバイスをすることもありましたが、その時に「今まで日本で親にこんな風にアドバイスをもらったことがなかった」とその学生に言われた事が今でも心に残っています。
私が留学した理由、1番大きな理由は「普通になるのがイヤだった」という事でした。中学時代は日本の中学に通い、普通の中学生でしたが、日に日にその日々に疑問を抱くようになりました。このままでは普通に高校に進学し、大学受験の勉強をして良い会社に就職するために生きていく事になると。でも、勘違いして頂きたくないのが決してこの生き方が間違っているワケではありません!人それぞれに合った生き方があり、たまたま自分にはそれが当てはまりませんでした。1999年にニュージーランドに渡り、そこから12年滞在をして帰国しましたが、今でも「留学する事を決断した15歳のあの時の自分が1番すごかった」と思い返し、本当に大きな決断をしたと自分自身で思います。そしてその決断のお陰で今の自分が居ます。
初めてニュージーランドに来た当時、私はほとんど英語を話す事が出来ませんでした。来て2日目には現地の高校に編入して授業もスタート、でも授業中は先生や生徒達が何を言っているのかはほぼ分かりませんでした。私が覚えている1番最初の挑戦は「留学生の全く居ないクラスを選択する」というものでした。そしてそれに当てはまったのがGeography(地理)の授業でした。このクラスには唯一、留学生が一切在籍しておらず1番最初は孤立するかと思いましたが、この判断が非常に私にとって留学生活を左右するものになりました。まずラッキーだったのが私の名前が「Taro」と覚え易かったという事でした。このクラスは私にとって格好の友達作りの場となり、どんどん私の名前を知る人が増えていきました。このクラスの環境が助けとなり、私の英会話向上の大きな助けとなりました。授業内容も先生が黒板に書くことをノートに書き写し、配られたプリントも家に持ち帰って辞書を使って調べて理解するようにして授業に何とかついていくようにしました。このクラスで起きた出来事が自分の中で大きな自信や積極性を得る事もでき、今の私にも大きな影響をもたらしました。そしてこのクラスで出会った友人とは今でも親しくさせてもらっています。
何か新しいことにチャレンジする事、新しい一歩を踏み出すことは常にリスクが伴います。しかし、そのリスクだけを考えているといつまでたっても今の場所から踏み出すことは出来ないでしょう。人生を通じて常に何かに対して挑戦し続けたい。 そんな事を私は自分自身の留学から学ばせてもらいました。
さらに親元を離れた事により、「今までどんなけありがたい環境に居たんだ」と自覚するようにもなりました。自分自身の時間も自然と増えるので自分自身や将来について考えるようになり、親から自立する助けにもなりました。後で聞いてみたら子供の留学は親も子供から離れる事によって自立=子離れする助けにもなり、今ではお互い自立して尊重し合える存在となっています。また、日本という自分の母国を外側から見る事によって客観的に物事を考えられるようになりました。
決して何が正しくて何が間違っているという事を2つの国の間で探そうとするのではなく、1つの国だけで物事を見るより多くの国で物事を見て考えた方が人生にとっても有益になり、生きて行く上で物事の判断を迫られた時にその威力を発揮するでしょう。
留学に成功や不成功などはありません。ただし、それを実感するのは留学をした子供さん本人であり、その変化を感じるのがご両親です。Rutherford Collegeの紹介文にあるN君のお話も是非、ご覧下さい。
モデルプラン(Long Bay College 2025年料金)
1年間の学費(14歳以上の場合)
授業料年間 NZ$18,080+入学金 NZ$2,600
ホームステイ1週間 NZ$380 × 滞在期間+手配料金 NZ$495
アカデミックレポート費用 NZ$400
制服購入費用 約NZ$500
文房具等購入費用 約NZ$150
空港送迎 初回1回と1年の最後の1回のみ無料
現地在住 日本人アドバイザー サポート年間 約NZ$7,500(学生の年齢等によって異なります)
ー月ごとのレポート担当者からの
ー学校からのレポート翻訳
ー24時間緊急サポート(対応ケースによっては追加費用を請求させて頂きます)
ーLINE等を使用しての遠隔サポート(必要あれば直接訪問しての面談を実施)
ー現地でのオリエンテーション
その他サポートに関しては要相談(別途費用)
合計 約NZ$46,445(1ドル85円で計算の場合=3,947,825円)
ホームステイは2ヶ月間の一時帰国を想定して44週で計算
注意:滞在していない期間(帰国中)にホームステイをキープしたい場合は1日10ドルの費用が発生します。
上記料金には海外送金手数料とMoana Frontier事務手数料(1年間10万円)が含まれておりません。
3ヶ月以上の留学の場合、学生ビザの申請が必要で出発2ヶ月前までには申請をしなければなりません。
NZ教育法に基づき海外旅行保険に加入する事は必須となっておりますのでご注意ください。
(モアナフロンティアではニュージーランドのUnicare保険の申し込みが可能です)
詳しい料金やキャンペーンなどについてはお問い合わせください。